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共産党員への道

中国人の友人に、共産党のことを教えてもらった。

現在、中国の共産党員は、人口の10分の1くらいだそうだ。
もっと多いかと勝手に思っていたので、意外だった。

中国人大学生が共産党員になるには、
まず、入党申請をする。
それから、週1~2回の勉強会に、半年~1年参加して、
共産党について学んたあと、
審査に通り、党員と認定されれば、
やっと晴れて共産党員になれるらしい。
共産党に入りたいといえば、次の日から入れるような、
そんな簡単なものではないのだった

「なんか一種の宗教みたいですね」と言ったら、
「そうかもしれない」と、友人は笑った。
彼は、共産党員ではなく、村众(無政党)である。

中国人は、大学院生でも、政治の授業がある。
大学入試・大学院入試にも、政治は必須科目である。
大学生用の政治の教科書の、分厚いことといったら・・・・・。

「政治は苦手だ」では、すまないのだろう。
ここ、中国では。
# by nao-yuki11 | 2006-03-04 17:16 | 中国

ワリカンか奢りか

何人かで、食事に行くとする。

中国にいる外国人同士の場合は、
たいてい、ワリカンである。
とくに、学生同士だと、経済状況は似たようなものなので、
みんな当然のごとく、ワリカンを受け入れている。

しかし、中国人と一緒の場合、ワリカンになることは、まずない。
こちらが外国人=お客さん、という意識が強いようで、
「ここは自分が」と言って、奢ってもらうことになるパターンが多い。
向こうが金持ちであってもなくても、だ。

聞けば、中国人同士でも、
ワリカンというのは、ほとんどないらしい。
必ず、どちらかが払う。
もちろん、一方が奢ってもらいっぱなしではなく、
奢ってもらったら、次は同じくらい奢りかえす、というのが、
暗黙のルールのようだ。
ただし、年長者や、立場が上の者が奢ることが多いのは、
無論である。

この習慣は、メンツ(面子)を重んじる中国ならでは、
という見方ができると思う。
恋人同士の場合は、男性が払うのが、
まず当然とされているらしい。
彼女に奢ってもらったりしたら、メンツ丸つぶれ、
というところだろうか。

日本でワリカンの習慣にすっかり慣れてしまった頭では、
メンツの感覚を本当に理解するのは、無理かもしれない。

こういうとき、中国はやっぱり外国だなあと思う。(^_^;)
# by nao-yuki11 | 2006-02-28 00:06 | 生活

来中4周年

中国に来て、今日で丸4年になった。
4年前の今日、初めて中国に来たわけである。

中国語もあまり話せず、右も左もわからなかった
当時を思い出すと、
4年というのは、長いような、短いような、
不思議な気分である。

この4年間で、多くのことを学んだ。
中国語と、勉強のことだけでなく、
中国について、中国人について、そしてそれにまつわる世界について。
4年前の自分は、何も知らなかったということを知った。
まだまだ知らないことが、たくさんあるということも。

中国が好きかと聞かれたら、
4年前の自分なら、ハイと答えただろう。
今の自分には、わからないとしか、答えられない。

中国への思いは、複雑で、
好きとか嫌いとか、そんな単純な言葉で現せるものではないからだ。

それでも、まだ中国に残ろうとしているのは、
何故だろう。
結局、一生中国とは、縁が切れないのかもしれない。
そう思い始めている。

少なくとも、中国に来たことを、後悔してはいない。
# by nao-yuki11 | 2006-02-23 22:23 | 生活

博士課程への延長

今学期末ぎりぎりに、ようやく学校から、
同意書がもらえた。
博士課程への延長申請を出していたのだが、
延長を同意するという、学校の証明書である。

あとは、3月までに、北京の日本大使館に、
奨学金の延長申請を出すだけである。
しかし、学校の同意書があれば、
ほぼ問題ないと聞いた。

学校によっては、博士過程の入学試験を受けなければならないが、
うちの学校の場合、公費生は、
学校が延長を認めれば、試験を受けなくてよい。
これを知ったときは、本当にほっとした。
試験は4月にあるのだが、卒論もやらなければいけないのに、
その上試験勉強まで・・・と思うと、気が重かったからだ。

無事申請が通れば、あと3年、中国にいることになる。

中国に来て、もうすぐ丸4年になろうとしている。
中国語も、専門分野の勉強も、
まだまだだと思う。

あと3年いれば何とかなるだろうというような、
甘い考えは持っていないが、
もう少し、ここで頑張ってみようと思っている。
# by nao-yuki11 | 2006-01-22 22:38 | 大学院

もうすぐ春節

やっと今週で、今学期が終わる。
試験が終わった学生が、帰省し始めた。
学校によっては、12月中で学期が終わり、
年末年始は日本で迎えたという優雅な友人もいるが、
うちの学校は、今週末からやっと冬休みである。

春節まで、2週間を切った。
街はどこも春節用の飾り付けで、
なんとなく、うきうきした雰囲気である。

去年は、帰国せず、中国で春節を迎えた。
皆が帰国・帰省して、静かになった学校に、一人残っているのも、
悪くなかった。
出歩いて、街の雰囲気を味わうのも、なかなか楽しかった。
少しは寂しかったが・・・・。

今年は、どうなるだろう。
少なくとも、今年は友人と一緒である。
それに、卒論をやらなければ・・・・・・。(-_-;)
# by nao-yuki11 | 2006-01-17 19:59 | 生活